あけぼの岐阜について


あけぼの岐阜のあゆみ

 「あけぼの岐阜」は、岐阜を中心に岐阜県を活動の拠点とする乳がん患者会です。

2004年5月にあけぼの会(1978年創設)の岐阜支部として活動していましたが、2009年4月あけぼの会より自立しました。

 新システム「Breast  Cancer  Network  Japan-あけぼの会」の一員、「あけぼの岐阜」として活動しています。

 乳がんに関する知識を高め、会員間の親睦、交流をはかり、情報交換やピアサポートをしています。乳がん患者(体験者)、その家族、医療関係者などで作る会です。

また、岐阜県内の乳腺外科の医師が顧問医としてサポートしてくださっています。

  乳がんと告知され、一人では抱えきれない不安や悲しみ、疑問や身体の辛さと向き合う時、同じ体験をしている乳がん患者さんとお話ししてみませんか。

 患者会としては、初めて2015年11月、県知事表彰「清流ミナモ賞」を受賞しました。


あけぼの会のモットー

再び、誇り高く美しく!

ーーピンクリボンに3つの祈りを込めてーー

1.治療中のあなたに愛と勇気を贈るために

2.乳がんで亡くなったあの人を忘れないために

3.早期発見が大事なことを知ってもらうために


あなたに贈る言葉 がんのあと潔くいきる10か条

「がん患者に贈る愛と勇気の玉手箱」ワット隆子(あけぼの会会長)著より

1つ:割り切って生きる

がんになったことを悔やんでも始まらない。

人間、がんで死ぬのではない、寿命で死ぬのです。というように割り切って生きること。

 

2つ:今日を生きる

一日一日をだきしめるように大切にして。生き惜しみをしないで精一杯。

 

3つ:人生に借りを作らないような生き方をする

したいこと、しなければいけないことはさっさとする。本当は、あれをしたかった、

あそこへ行きたかったという悔いをのこさないようにやっちゃう。

 

4つ:目的をもって生きる

遠い先の目標よりも、いつも近い未来の目的をもつ。

その目的に向かって生きて、目的が果たせれば、次の目的を設定する。

 

5つ:人のためになることをして

この世に生まれてきて、何か人様のお役に立つようなことをしなければ申し訳ない。

特に、がんというような病気をしたあとには、そう感じるはず。

 

6:胸を張ってい生きる

何も悪いことをしたわけではないので、胸を張って堂々と歩きましょう。

あなたの歩く姿勢は、即、生きる姿勢なのであります。

 

7つ:ユーモア精神を忘れないで

自分がこの世で一番不幸、と決めて、暗い顔はいけません。誰も喜ばない。

自分の心を救うのも、周りの人をハッピーにするのもユーモア精神です。

 

8つ:整理整頓して生きる

いらないものは捨てましょう。思い切りよく。いるものだかあればいい。

そして人生、すっきり爽やかに。人間死ぬときは何も持っていけないのです。

 

9つ:淡々と力(りき)まず生きる

真にがんを克服して生きることは決して偉業を残すことではなく、

あなたなりの人生をたんたんと生きればよいのです。人のことなど気にせずに。

 

最後:人生の主導権は自分が持つ

がんにあなたの人生すべてを支配させてはいけません。あなたの人生はあなたのもの、

主導権はどんな時も、あなたの手でしっかりと握っていてください。